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オナガコマユバチ亜科の一種
学名:Doryctinae gen. sp.

自宅の外灯に飛来した♀(2024.9.11)
Data
和名 オナガコマユバチ亜科の一種
体長 約10mm(産卵管まで:16mm)
分布 本州
出現期 9月
小さい虫
解説 オナガコマユバチの一種。
体色は光沢のある黒色。複眼は鉛色。
腿節と脛節の根元付近はやや淡色。
胸背は前方(中胸盾板中葉)と左右(中胸盾板側葉)が隆起する。
中胸側板は赤褐色。
産卵管は長く、体長の6割程。
一見ヒメバチ科マルズヒメバチ亜科に見えるが、翅脈の特徴によりコマユバチ科であることが分かる。
産卵管が長いので、コマユバチ科の中ではオナガコマユバチ亜科であることが分かる。
オナガコマユバチ亜科の中ではPolystenus属に最も似ているようではあるが、国内で記載のある種はPolystenus rugosus1種のみで、体色などが異なり別種だったため、属までの同定はできなかった。
 
写真は9月11日の夜、自宅の外灯に飛来した♀を撮影したもの。傷つけないよう摘まんで腹面も見たところ、腹部裏面中央付近は淡色、産卵管はマルズヒメバチ類と同様2本がくっついた状態だった。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♀@
(2024.9.11)

自宅の外灯に飛来した♀A
(2024.9.11)

自宅の外灯に飛来した♀B
(2024.9.11)

自宅の外灯に飛来した♀C
(2024.9.11)

自宅の外灯に飛来した♀D
(2024.9.11)

自宅の外灯に飛来した♀E
(2024.9.11)
 
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