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コシマキモンハバチ
学名:Pachyprotasis pallidiventris

自宅の外灯に飛来した♀(2023.3.31)
Data
和名 コシマキモンハバチ
 別名:コシマハバチ
体長 ♂:6〜7mm
♀:7〜8mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜5月
花の蜜
 幼虫はナデシコ科(ハコベ,ウシハコベ,ミミナグサ)の葉を食べる。
解説 春に出現するハバチの一種。
似た種も多いが、本種は盾板側葉中央のX字状の黄紋と、その前方の左右にある中胸盾板中葉に三角形の黄紋がある。
また、腹面は黒色で各腹節両端と後縁沿いは淡黄色。
ササベキモンハバチにも似るが、ササベキモンハバチの中胸盾板中葉後方に逆三角紋があるのに対し、本種では中胸盾板中葉は前方左右に三角形の黄紋があるで区別できる。
触角は黒色で♂ではすべての節の下面が淡色、♀では第1節の下面のみ淡色。
 
写真は3月31日の夜、自宅の外灯に飛来した♀を撮影したもの。裏面も確認してみると近似種でも相当色彩が異なるので簡単に同定することができた。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♀@
(2023.3.31)

自宅の外灯に飛来した♀A
(2023.3.31)

自宅の外灯に飛来した♀B
(2023.3.31)
近似種との相違点

コシマキモンハバチ
中胸盾板中葉は前方左右に三角形の黄紋を持つ。
複眼の縁沿いの黄紋は後頭部から顔面まで繋がる。
(2023.3.31)

ササベキモンハバチ
中胸盾板中葉後方に逆三角紋がある。
複眼沿いの黄紋は後頭部から顔面までは繋がらない。
(2023.4.18)
 
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