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キボシアシナガバチ
学名:Polistes nipponensis

キボシアシナガバチ(2010.7.16)
Data
和名 キボシアシナガバチ
体長 働きバチ:13〜16mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,大隅諸島
出現期 4〜10月
虫類,花の蜜など
 成虫は青虫などをだんご状にして巣にいる幼虫に与える。
解説 アシナガバチの仲間。
全体的に黒っぽく、赤褐色の模様を持つ。
腹部第1節に1,2対の黄色い斑紋を持つがない個体も見られる。
コアシナガバチPolistes snelleni)に似るが、コアシナガバチでは腹部第1,3,4節に黄色い斑紋を持つが、本種では1節以外に黄色い斑紋はない。
巣は蓋の部分が黄色く特徴的。
 
写真は7月16日に庭のグミに作られた巣にいる本種を撮影したもの。産卵中でトップの写真をよく見ると卵が見える。その後、巣はどんどん大きくなっていき、7月25日には5,6匹の成虫と、巣穴からは複数の幼虫が確認できた。対馬では黄色い斑紋のない個体を見ることができた。
PHOTO

草むらにいた個体@
(2019.7.14 対馬)

草むらにいた個体A
(2019.7.14 対馬)

巣にいる♀
(2010.7.16)

産卵中の♀
(2010.7.16)

巣@
(2010.7.16)

巣A
(2010.7.25)

巣内の幼虫
(2010.7.25)
 
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