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ハイイロハネカクシ
学名:Eucibdelus japonicus

ハイイロハネカクシ(2008.7.3 静岡県)
Data
和名 ハイイロハネカクシ
体長 約15mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜8月
昆虫類
 幼虫も同様。
解説 灰褐色の翅をしたハネカクシ。
凶暴な肉食性のハネカクシで、花や樹液に集まってくる虫を捕食する。
大顎も発達しており、時には自分よりも大きな獲物も捕らえることがあるという。
 
国内に生息するEucibdelus属は以下の2亜属2種。
和名/学名 分布
イシガキハイイロハネカクシ
Eucibdelus(Eucibdelus) ishigakiensis
石垣島
ハイイロハネカクシ
Eucibdelus(Pareucibdelus) japonicus
本州,粟島,四国,九州,下甑島
 
写真は7月3日に静岡県のクヌギの雑木林で撮影したもの。クヌギの樹液の出る洞の中で待ち構えている本種を撮影していると、近づいてきたハエを捕らえて、怒り狂ったように捕らえたハエを振り回しているすさまじい光景を観察することができた。本種は樹液が出ているところであればごく普通に見られた。
PHOTO

クヌギの樹液で獲物を待つ本種@
(2008.7.3 静岡県)

クヌギの樹液で獲物を待つ本種A
(2008.7.3 静岡県)

ハエを捕らえた本種@
(2008.7.3 静岡県)

ハエを捕らえた本種A
(2008.7.3 静岡県)

交尾
(2008.7.3 静岡県)
 
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