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ヤツボシハムシ
学名:Gonioctena nigroplagiata

木柵上のヤツボシハムシ(2012.6.10)
Data
和名 ヤツボシハムシ
体長 約6mm
分布 本州,九州,下甑島
出現期 5〜7月
エノキの葉
解説 黒い斑紋が特徴的なハムシの一種。
橙黄褐色で上翅に黒い斑紋があり、斑紋の大きさに変異があり、消失する個体や全身黒色になる個体まで出現する。
エノキを食草としており、成虫で越冬する。
 
国内に生息するGonioctena属のSinomela亜属は以下の3種。
和名/学名 分布
ヤツボシハムシ
Gonioctena nigroplagiata
本州,九州,下甑島
ヒコサンクロボシハムシ
Gonioctena hikosana
九州
リュウキュウクロボシハムシ
Gonioctena nagaii
沖永良部島
 
写真は6月10日に、林道の木柵上にいた本種を撮影したもの。近所の林道ではビーティングで前胸背以外が黒色の個体も得られている。幼虫の写真は6月5日に林縁の倒木上にいたもの。近くにエノキがあったのかもしれない。
PHOTO

斑紋の薄い個体@
(2012.6.10)

斑紋の薄い個体A
(2012.6.10)

前胸背以外が黒色の個体@
(2020.5.2)

前胸背以外が黒色の個体A
(2020.5.2)

前胸背以外が黒色の個体B
(2020.5.2)

前胸背以外が黒色の個体C
(2020.5.2)

全身が橙黄色の個体
神奈川県南部の海岸のそばの林縁にいた。
(2020.6.17)

幼虫@
(2021.6.5)

幼虫A
(2021.6.5)

幼虫B
(2021.6.5)
 
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