ホーム > コウチュウ目 > ハムシ科 > ツツハムシ亜科
 
キボシツツハムシ
学名:Cryptocephalus perelegans perelegans

木の葉上の本種(2019.6.2)
Data
和名 キボシツツハムシ
 別名:モンキツツハムシ
体長 3.5〜4mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),四国,小豆島,九州,下甑島,加計呂麻島,請島,藪地島,渡名喜島
出現期 6〜9月
ブナ科(ナラ類),クスノキ科(クスノキ),ムクロジ科(カエデ),トウダイグサ科(カンコノキ),ヤブコウジ科(モクタチバナ)の葉
 幼虫も同様。
解説 黒地に黄色い斑紋が綺麗なツツハムシ。
頭部及び前胸背板は黄褐色。上翅は黒色で黄白色の斑紋がある。
ただし、南西諸島では変異があり、トカラ列島中之島産のものは変異が激しく、大部分が黄白色になるものや黒一色になるものなど別亜種とされている。
 
本種は現在、以下の4亜種に分けられている。
亜種区分/学名 分布
基亜種
Cryptocephalus p. perelegans
北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),四国,小豆島,九州,下甑島,加計呂麻島,請島,藪地島,渡名喜島
琉球亜種
Cryptocephalus p. insulanus
トカラ列島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
宮古島亜種
Cryptocephalus p. miyakoensis
宮古島
与那国島亜種
Cryptocephalus p. yonaguniensis
与那国島
 
写真は6月2日に近所の林道沿いに生えていた幼木の葉上に止まっていた本種を撮影したもの。近所の林道でのビーティングでは初夏にたびたび得られている。交尾中の雌雄を確認することもできたが、体長の差以外はどちらも触角が長く、雌雄を判別できる特徴は見つからなかった。
PHOTO

木の葉上の本種@
(2019.6.2)

木の葉上の本種A
(2019.6.2)

木の葉上の本種B
(2019.6.2)

木の葉上の本種C
(2019.6.2)

木の葉上の本種D
(2019.6.2)

木の葉上の本種E
(2019.6.2)

ビーティングで得られた個体@
コナラにいた。
(2020.6.5)

ビーティングで得られた個体A
コナラにいた。
(2020.6.5)

ビーティングで得られたペア(左が♂、右が♀)
コナラで交尾中のまま落ちてきた。
(2021.6.11)
 
先頭ページへ