ホーム > コウチュウ目 > ハムシ科 > ヒゲナガハムシ亜科
 
クビボソトビハムシ
学名:Pseudoliprus hirtus

ビーティングで得られたクビボソトビハムシ(2020.5.9)
Data
和名 クビボソトビハムシ
体長 2〜3mm
分布 北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,平戸,小豆島,五島列島,上甑島
出現期 5〜8月
ツタ,ノブドウ,ヤマブドウ,エビヅル,サンカクヅルの葉
解説 トビハムシの一種。
体色には変異があり、通常♂は黄褐色で♀は黒色だが、北海道と本州東北部の個体は雌雄共に黒色。
尚、個体差による色彩変異もあり、赤褐色の個体も出現するとされる。
脚は基本的に黄褐色だが腿節は濃色。
前胸背は粗い点刻があり、上翅は縦溝が並び、中央より基部側に凹みがみられる。
 
国内に生息するクビボソトビハムシ属(Pseudoliprus)は以下の5種(1亜種)。
和名/学名 分布
クビボソトビハムシ
Pseudoliprus hirtus
北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,平戸,小豆島,五島列島,上甑島
コミヤクビボソトビハムシ
Pseudoliprus komiyai
下甑島
クロサワクビボソトビハムシ
Pseudoliprus kurosawai
屋久島
アラメクビボソトビハムシ
Pseudoliprus n. nigritus
本州,隠岐
アラメクビボソトビハムシ(伊豆諸島亜種)
Pseudoliprus n. watanabei
伊豆諸島(三宅島,御蔵島)
セスジクビボソトビハムシ
Pseudoliprus suturalis
本州,四国,九州,対馬,屋久島
 
写真は5月9日に近所の林道でコナラをビーティングして得られた本種を撮影したもの。
PHOTO

ビーティングで得られた個体
コナラにいた。
(2020.5.9)
 
先頭ページへ