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アオバネサルハムシ
学名:Basilepta fulvipes

花に来た本種(2022.7.14 岩手県)
Data
和名 アオバネサルハムシ
体長 3〜4.5mm
分布 北海道,本州,粟島,佐渡島,伊豆諸島(大島,新島,三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,直島,九州,対馬,下甑島,屋久島,口永良部島,沖縄島
出現期 5〜7月
ヤナギ類,ハギ,ヨモギなどの葉
 幼虫も同様。
解説 サルハムシの一種。
通常は光沢の強い銅緑色だが、頭部・前胸背が黄赤褐色の個体や上翅が青藍色の個体など激しい変異が見られる。
脚は通常黄褐色だが、黒褐色の個体もある。
触角は基部側は黄褐色、中央から先端は暗色。
前胸背後角に小突起がある。
広食性で個体数も多い普通種。
海外では台湾,朝鮮半島,中国北部,ロシア南東部,モンゴルに分布している。
 
国内に生息するアオバネサルハムシ属(Basilepta)は以下の12種。
和名/学名 分布
ヨツモンサルハムシ
Basilepta amamiensis
奄美大島
チャイロサルハムシ
Basilepta balyi
北海道,礼文島,利尻島,本州,佐渡島,伊豆諸島(大島,八丈島),四国,九州
ダイトウサルハムシ
Basilepta borodinensis
南大東島,北大東島
ダビッドサルハムシ
Basilepta davidi
トカラ列島(中之島,宝島,悪石島),奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
アオバネサルハムシ
Basilepta fulvipes
北海道,本州,粟島,佐渡島,伊豆諸島(大島,新島,三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,直島,九州,対馬,下甑島,屋久島,口永良部島,沖縄島
ニセウスイロサルハムシ
Basilepta hirayamai
九州,屋久島,口永良部島,トカラ列島(横当島),奄美大島,喜界島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,屋嘉比島,久場島,慶留間島,渡名喜島,阿嘉島,久米島,石垣島,西表島,与那国島
ムナゲクロサルハムシ
Basilepta hirticollis
本州,四国,九州,屋久島
ルリサルハムシ
Basilepta modesta
本州,四国,九州
ウスイロサルハムシ
Basilepta pallidula
本州,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,下甑島
ムネアカサルハムシ
Basilepta ruficollis
本州,四国,九州
ドウイロムナゲサルハムシ
Basilepta uenoi
トカラ列島,奄美大島,加計呂麻島,沖縄島
シイサルハムシ
Basilepta varicolor
伊豆諸島(三宅島,八丈島),四国,九州,屋久島
 
トップの写真は7月14日に河川敷の花にいた本種を撮影したもの。個体数は多く、上翅の色に変異が見られ、銅色のものや緑色のものなどが見られた。
PHOTO

花に来た本種@
(2022.7.14 岩手県)

花に来た本種A
(2022.7.14 岩手県)

葉上の本種@
(2022.7.13 岩手県)

葉上の本種A
(2022.7.13 岩手県)

葉上の本種B
(2022.7.13 岩手県)

イタドリ上の本種
河川敷で撮影。
(2020.5.22)

イタドリを食べる本種
(2020.5.22)
 
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