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フタホシオオノミハムシ
学名:Pseudodera xanthospila

フタホシオオノミハムシ(2008.4.19)
Data
和名 フタホシオオノミハムシ
体長 約7mm
分布 本州,伊豆諸島(新島),四国,九州
出現期 4〜8月
サルトリイバラの葉
解説 上翅後方に1対の白い紋がある赤いハムシ。
前胸背は後縁前に横溝があり、その両端に短い縦溝がある。
ノミハムシ亜科の仲間にしては大型で、細長くヒゲナガハムシ亜科に似ている。
国内に生息するPseudodera属は本種のみ。
 
写真は4月19日に、林縁沿いの薄暗い下草上にいた本種を撮影したもの。薄暗く風が強い悪条件での撮影となってしまったが、なんとか納得のいく1枚が撮れた。
下の写真は5月20日に近所の林道でサルトリイバラを含む茂みをビーティングして得られた異常型を撮影したもの。色彩や模様が本種と明らかに違うが、その他の特徴は本種と同じであり、上翅後方は僅かに白紋の痕跡のような淡い部分がありその他は不規則で左右不対象の暗色の斑紋があるなどの特徴から異常型と思われる。
PHOTO

異常型@
ビーティングで得られた。
(2020.5.20)

異常型A
(2020.5.20)

異常型B
(2020.5.20)

異常型C
(2020.5.20)
 
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