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ブタクサハムシ
学名:Ophraella communa

オオブタクサ上の本種(2021.9.7)
Data
和名 ブタクサハムシ
体長 3.7〜4.8mm
分布 北海道,本州,隠岐,四国,九州
 北アメリカ,メキシコ原産の帰化種。
出現期 3〜10月
キク科(ブタクサ,オオブタクサ,ヒマワリ,オナモミ,キクイモなど)の葉
 幼虫も同様。
解説 アメリカから来たハムシの一種。
体色は黄褐色で上翅に4対の黒い縦筋がある。
前胸背板にも3本の縦長の黒紋がある。
本種は外来種で1996年に関東で見つかり、北は北海道、南は鹿児島県まで広がっている。
本種は主な食草であるブタクサ以外にも、ヒマワリも食害する為害虫となっている。更に本種の食草であるブタクサ類も北アメリカ原産の帰化植物であり、花粉がアレルギーの原因になっているなど、どちらも問題となっている。
国内に生息するOphraella属は本種のみ。
 
トップの写真は9月7日に川沿いの草むらに生えていたオオブタクサを食べる本種を撮影したもの。模様の不明瞭な個体が多く、以前撮影した個体のようなはっきりとした模様の個体は少なかった。
PHOTO

オオブタクサ上の本種@
(2021.9.7)

オオブタクサ上の本種A
(2021.9.7)

本種に食べられたオオブタクサ
(2021.9.7)

葉上の本種
(2008.8.16)

交尾@
(2008.8.31)

交尾A
(2008.8.31)

交尾B
(2008.8.31)

食草を食べ尽くす本種
(2008.8.31)
 
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