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センチニクバエ
学名:Boettcherisca peregrina

センチニクバエ(2010.7.16)
Data
和名 センチニクバエ
体長 8〜14mm
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
出現期 4〜10月
動物の糞や死骸,果実
 幼虫も同様。
解説 全国でよく見られるハエ。
糞があれば必ずと言ってよいほど本種が集まってくる。次いでキンバエも多い。
前胸部は白黒の縞模様をしており、複眼は赤く大きい。
糞に集まるゆえに不潔で、前脚や後脚を磨り合わせるしぐさが不潔さをより強調しているように思える。
本種の和名のセンチの由来は雪隠(せっちん)(汲み取り式便所)である。
 
国内に生息するセンチニクバエ属(Boettcherisca)は以下の3種。
和名/学名 分布
センチニクバエ
Boettcherisca peregrina
北海道,本州,四国,九州,屋久島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
クロセンチニクバエ
Boettcherisca septentrionalis
本州,四国,九州
ユワンセンチニクバエ
Boettcherisca yuwanensis
奄美大島
 
写真は7月16日に獣糞上に集まっていた本種を撮影したもの。カレーを食べる前には見たくない画像である。
PHOTO

獣糞上の本種@
(2010.7.16)

獣糞上の本種A
(2010.7.16)

葉上の本種
(2005.8.28)

交尾
(2005.8.28)
 
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