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ハルササハマダラミバエ
学名:Paragastrostzona japonica

♀(2012.4.15)
Data
和名 ハルササハマダラミバエ
 別名:ミツマタハマダラバエ
体長 5〜8mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜6月
花の蜜や腐った果実?
 幼虫はササ類の葉を穿孔して食べる。
解説 赤味を帯びたミバエ。
翅に特徴的な褐色の斑紋がある。
和名は春にササ類で発生することに由来している。
通常は翅を水平に広げていることが多い。
ミツボシハマダラミバエProanoplomus japonicus)と似ているが、本種では全体に赤味を帯びている。
 
国内に生息するParagastrostzona属は以下の2種。
和名/学名 分布
ハルササハマダラミバエ
Paragastrostzona japonica
国後島,北海道,本州,四国,九州
ミツテンハマダラミバエ
Paragastrostzona tripunctata
トカラ列島(口之島),沖縄島
 
♂の写真は3月30日の夜、自宅の壁に止まっていたもの。強風が吹いており、風を避ける為にじっとしているようだった。腹部先端は♀のような産卵管が見当たらなかったので♂と判断できる。
4月15日には周囲にアズマネザサが生い茂る場所に立てられている木製の看板に♀が止まっているところを撮影することができた。場所が悪く周囲のササを掻き分けながらの手持ち撮影となったが、なかなかグッドな写真になった。更に産卵管を伸ばして木製の看板に産卵しようとしているようだった。
PHOTO

自宅の壁に止まる♂@
(2012.3.30)

自宅の壁に止まる♂A
(2012.3.30)

♂の翅のアップ
(2012.3.30)

♀のアップ
(2012.4.15)

♀の産卵行動
(2012.4.15)


(2012.4.15)

葉上の♀
(2006.4.30)

笹に止まる♀
(2006.4.22)

交尾@
自宅の外灯に飛来した。
(2013.4.10)

交尾A
(2013.4.10)

交尾B
(2013.4.10)
 
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