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クロアシボソケバエ
学名:Bibio holomaurus

自宅の外灯に飛来した♂(2012.4.29)
Data
和名 クロアシボソケバエ
体長 6〜7mm
分布 本州,四国,九州,奄美諸島,宮古列島,八重山列島
出現期 4〜5月
不明
 幼虫は落ち葉を食べる。
解説 小型の黒いケバエ。
翅以外、全身黒色で、胸部は光沢がある。体毛も黒色。
翅は前縁中央よりやや後方に暗褐色の紋がある。
近縁種に似るが、本種の脚はすべて黒色であることや、翅脈Rsがr-mよりやや短いこと、M1+2とM3+4が翅縁まで達しないことなどで区別できる。
 
トップの写真は4月29日の夜、自宅の外灯に飛来した♂を撮影したもの。
ハグロケバエBibio tenebrosus)とほぼ同時に発生するようでこの時期は両種ともによく外灯に飛来している。本種も飛来するのは♂ばかりである。
写真では翅脈Rsよりr-mのほうが短く見えるが翅が斜めになっているからで、翅脈M1+2とM2+4は翅縁に達していないことなどは写真で確認できる。
下の写真は4月26日の夜に玄関に止まっていた♂を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♂
(2008.4.26)
 
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