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セマダライエバエ
学名:Graphomya maculata

♀(2008.12.28)
Data
和名 セマダライエバエ
 別名:セマダラハナバエ
体長 8〜10mm
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島
出現期 3〜11月
動物の糞や死骸,果実
解説 大型のイエバエ。
胸部の地色は灰黄色で、5本の明瞭な黒い縦筋がみられる。
♀の模様は灰黄色の部分が広い。
近似種には本種よりやや小型のヒメセマダライエバエがおり、模様は似ているが、約6〜7mmと小さく、体長だけで同定することができるが、管理人の経験から♀においては以下のような違いが見られた。
ヒメセマダライエバエの♀の胸部の模様は本種ほどは明瞭ではなく、中央の1対の縦筋の間が黒っぽい。
頭部中央の黒い縦条の間に黄白色の紋がほとんどないなどの違いが見られた。
 
国内に生息するGraphomya属は以下の2種。
和名/学名 分布
セマダライエバエ
Graphomya maculata
北海道,本州,四国,九州,南西諸島
ヒメセマダライエバエ
Graphomya rufitibia
本州,四国,九州,南西諸島
 
写真は12月28日に広葉樹の木の幹に3匹の本種が止まっているのを発見し撮影したもの。いずれも模様に個体差は見られなかった。
PHOTO


トップとは別の個体。他の個体も模様はほとんど変化がなかった。
(2008.12.28)
 
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