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ホシアシナガヤセバエ
学名:Stypocladius appendiculatus

クヌギの樹液に来た本種(2024.10.12)
Data
和名 ホシアシナガヤセバエ
体長 約7mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜8月
樹液や腐った果実
解説 まるでアメンボのような姿をしたハエ。
脚が非常に長く、体も細長い。
腿節は中央よりやや先端寄りに黄白色の環紋がある。
クヌギなどの樹液に集まる。
よく似た種にモンキアシナガヤセバエ(Nerius femoratus)がいるが、翅に本種のような斑紋がないことで区別できる。
従来アシナガヤセバエ科とされていたが、分類が改められ現在はナガズヤセバエ科となっている。
国内に生息するStypocladius属は本種のみ。
 
トップの写真は10月12日に近所の林道でクヌギの樹液に来ていた本種を撮影したもの。夏場も毎年複数の本種が集まっている普通種だが、秋になると本種くらいしか目に付く虫がいないので何年かぶりに望遠マクロレンズで撮影してみた。よく見ると産卵管を樹幹に突き刺して産卵している♀も見られた。
PHOTO

クヌギの樹液に来た本種@
(2024.10.12)

クヌギの樹液に来た本種A
(2024.10.12)

クヌギの樹液に来た本種B
(2024.10.12)

産卵中の♀
(2024.10.12)

クヌギの樹液に来た本種C
(2008.7.3 静岡県)

クヌギの樹液に来た本種D
(2008.7.3 静岡県)

クヌギの樹液に来た本種E
(2008.7.3 静岡県)

クヌギの樹液に来た本種F
(2008.7.3 静岡県)
 
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