イツホシマメゴモクムシ

イツホシマメゴモクムシ
学名：Stenolophus quinquepustulatus
外灯に飛来した本種（２０１１．６．３）

Data

和名

イツホシマメゴモクムシ

体長

約６ｍｍ

分布

北海道，本州，伊豆諸島（八丈島），小笠原諸島（父島），四国，九州，上甑島，下甑島，種子島，屋久島，トカラ列島（口之島，中之島，宝島），奄美大島，沖縄島，阿嘉島，久米島，南大東島，宮古島，多良間島，石垣島，西表島，与那国島，尖閣諸島

出現期

３～１１月

餌

小型昆虫等

解説

小型のゴモクムシの一種。
虹色がかった艶のある黒色で、上翅に５つの黄色い紋がある。
斑紋には変異があり、後方の１対の紋はやや不明瞭で消失する個体もある。
灯火に飛来する。

国内に生息するマメゴモクムシ属（Stenolophus）のEgadroma亜属は以下の７種。

和名/学名	分布
ミドリマメゴモクムシ Stenolophus difficilis	北海道，本州，飛島，伊豆諸島（八丈島），冠島，隠岐，四国，小豆島，直島，九州，対馬，下甑島，屋久島，トカラ列島（宝島），奄美大島，沖縄島
イオウジマゴモクムシ Stenolophus kusamai	硫黄島
（和名なし） Stenolophus lucidus	琉球列島
イツホシマメゴモクムシ Stenolophus quinquepustulatus	北海道，本州，伊豆諸島（八丈島），小笠原諸島（父島），四国，九州，上甑島，下甑島，種子島，屋久島，トカラ列島（口之島，中之島，宝島），奄美大島，沖縄島，阿嘉島，久米島，南大東島，宮古島，多良間島，石垣島，西表島，与那国島，尖閣諸島
クロマメゴモクムシ Stenolophus satoi	宮古島，石垣島
キボシマメゴモクムシ Stenolophus smaragdulus	下甑島，屋久島，トカラ列島（宝島），喜界島，徳之島，沖縄島，石垣島，西表島，与那国島
ヨナグニマメゴモクムシ Stenolophus yonaguniensis	石垣島，西表島，与那国島

写真は６月３日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。未明０時には後方の１対の紋が消失した個体も飛来した。

PHOTO
外灯に飛来した本種① （２０１１．６．３）	外灯に飛来した本種② 後方の１対の紋が消失した個体。（２０１１．６．４）