ホーム > コウチュウ目 > オサムシ科 > ゴモクムシ亜科
 
ハコダテゴモクムシ
学名:Nipponoharpalus discrepans

ハコダテゴモクムシ(2021.5.15 新潟県)
Data
和名 ハコダテゴモクムシ
体長 約10.5mm
分布 北海道,奥尻島,本州,飛島,淡路島,角島,四国,九州,対馬
出現期 4〜10月
ミミズや小動物の死骸等
解説 ゴモクムシの一種。
全身黒色で光沢があり、前胸背板は幅広く、後縁沿い両側を中心に微細な点刻がある。
前胸背の後角は尖らずやや丸まる。
上翅は明瞭な条溝があり、間室はやや盛り上がる。
触角と脚は暗赤褐色。
国内に生息するハコダテゴモクムシ属(Nipponoharpalus)は本種のみ。

 
写真は5月15日に新潟県の砂浜で見つけた本種の死骸を撮影したもの。春といえどこの日は真夏のような炎天下だったので恐らく砂が高温になって逃げる間もなく死んでしまったのかもしれない。紹介時はヒロゴモクムシ(Harpalus corporosus)としたが撮影個体では体長が11mmで開きがあったことと、脚の膝節も赤褐色だったことから本種とした。
PHOTO

砂浜の死骸
(2021.5.15 新潟県)
 
先頭ページへ