ホーム > コウチュウ目 > オサムシ科 > マルクビゴミムシ亜科
 
クロキノカワゴミムシ
学名:Leistus obtusicollis

カエデの幹にいた個体(2015.10.24 静岡県)
Data
和名 クロキノカワゴミムシ
体長 9.5〜10.5mm
分布 北海道,本州(中部以東)
出現期 4〜10月
不明
解説 森林性のキノカワゴミムシの一種。
体色は光沢の強い黒色で、触角,口器,脛付節は黄赤褐色。
前胸背と上翅間はかなり縊れている。
同属のナガキノカワゴミムシとよく似ているが本種はやや短く、分布域も重ならない。
 
国内に生息するLeistus属のPogonophorus亜属は以下の6種。
和名/学名 分布
タテシナキノカワゴミムシ
Leistus ishikawai
本州
イシズチキノカワゴミムシ
Leistus kozakai
四国
キイキノカワゴミムシ
Leistus matsudai
本州
クロキノカワゴミムシ
Leistus obtusicollis
北海道,本州(中部以東)
ナガキノカワゴミムシ
Leistus prolongatus
四国,九州
アオキノカワゴミムシ
Leistus subaeneus
本州
 
写真は10月24日の夜、静岡県の標高600m付近の雑木林内のカエデの幹に止まっていた本種を撮影したもの。9月24日に静岡県の標高1,000m付近の林縁でのライトトラップでも得られた。
PHOTO

ライトトラップに来た本種
(2017.9.24 静岡県)

夜間、カエデの幹にいた個体
体長は10mm程だった。
(2015.10.24 静岡県)
 
先頭ページへ