ホーム > コウチュウ目 > オサムシ科 > ヒョウタンゴミムシ亜科
 
オオヒョウタンゴミムシ
学名:Scarites sulcatus sulcatus

オオヒョウタンゴミムシ(2006.6.27 西表島)
Data
和名 オオヒョウタンゴミムシ
体長 28〜43mm
分布 本州,四国,九州,琉球列島
出現期 4〜10月
小動物の死骸など
解説 大型のヒョウタンゴミムシ。
腹部側の前胸部は強く括れているため、ヒョウタンの和名がある。
ヒョウタンゴミムシの仲間では日本最大。
夜行性で海岸沿いの砂地に生息し、灯火にも飛来する。
当ページの写真の個体は2006年当初、所有している複数の図鑑では本種の分布域に南西諸島が含まれていなかったことなどの理由でナガヒョウタンゴミムシ(Scarites terricola)と紹介していたが、後に出版された図鑑より分布域に琉球が含まれていたことと、海岸近くのホテルで外灯に飛来したという生態、目分量だが優に2cmを超える大型個体で艶もさほど強くないということからオオヒョウタンゴミムシとした。
国内に生息するヒョウタンゴミムシ属(Scarites)の基亜属は本種のみ。
 
写真は6月27日に西表島のホテルの灯りに飛来して地面に落ちているところを発見し撮影したもの。
PHOTO

外灯に飛来した本種
(2006.6.27 西表島)

頭部
(2006.6.27 西表島)
 
先頭ページへ