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キリウジガガンボ
学名:Tipula aino

水田にいた個体(2006.3.18)
Data
和名 キリウジガガンボ
体長 14〜18mm
 翅長は20〜22mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 3〜6月,9〜11月
水,花の蜜
 幼虫は土中の腐食物やイネ,ムギなどの根を食べる。
解説 イネの害虫とされる大型のガガンボ。
翅の前縁に暗褐色部分がある。
腹部は淡黄褐色で、背面両側に暗色の縦帯がある。
幼虫は腹部を途中から切ったような形をしているため、キリウジの和名がある。
 
国内に生息するガガンボ属(Tipula)のYamatotipula亜属は以下の13種(1亜種)。
和名/学名 分布
キリウジガガンボ
Tipula aino
北海道,本州,四国,九州
ヒメキリウジガガンボ
Tipula latemarginata latemarginata
国後島,北海道
(ヒメキリウジガガンボ)
Tipula latemarginata platyspatha
本州
マドガガンボ
Tipula nova
北海道,本州,四国,九州
クロキリウジガガンボ
Tipula patagiata
北海道,本州,四国
(和名なし)
Tipula bitumidosa
本州
(和名なし)
Tipula kamikochiensis
本州
(和名なし)
Tipula koikei
本州
(和名なし)
Tipula machidai
本州
(和名なし)
Tipula misakana
四国
(和名なし)
Tipula nocticostata
本州
(和名なし)
Tipula sempiterna
本州
(和名なし)
Tipula tsurugiana
四国
(和名なし)
Tipula yamamuriana
本州
 
写真は3月18日に田んぼから飛んでいる本種を追って、草地に着地したところを撮影したもの。
 
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