ホーム > ハエ目 > ヒメガガンボ科 > クモヒメガガンボ亜科
 
ヒメガガンボ科(Styringomyia属)の一種
学名:Styringomyia sp.

交尾中の♂(2015.7.25)
Data
和名 ヒメガガンボ科(Styringomyia属)の一種
体長 6〜7mm
分布 本州
出現期 7月
水,花の蜜
 幼虫は腐植土を食べる。
解説 ヒメガガンボ科の一種。
体色は淡黄色で黒褐色の斑模様がある。
小型でよく走り回り、一見イトカメムシYemma exilis)のように見える。
休む時は前脚と中脚を真っ直ぐ前に、後脚は後ろに伸ばす。
 
国内に生息するStyringomyia属は以下の4種。
和名/学名 分布
(和名なし)
Styringomyia bidens
西表島
(和名なし)
Styringomyia digitostylus
西表島
(和名なし)
Styringomyia formosana
本州
(和名なし)
Styringomyia nipponensis
本州,四国
 
写真は7月25日の夜、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。あまり飛ばず、ライトトラップのシート上を長い脚で歩き回る姿はとてもガガンボには見えなかった。3匹程見られ、しばらくすると交尾も見られた。交尾器で挟んでいるように見えるほうが♂と思われる。体長は6.4mm程だった。その後、マルバネクワガタ類の幼虫飼育中のマットから多数発生した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2015.7.25)

ライトトラップに飛来した本種A
左の写真のアップ。
(2015.7.25)

ライトトラップに飛来した本種B
(2015.7.25)

ライトトラップに飛来した本種C
左の写真のアップ。
(2015.7.25)

交尾@
(2015.7.25)

交尾A
左の写真のアップ。
(2015.7.25)

交尾中の♀@
(2015.7.25)

交尾の♀A
左の写真のアップ。
(2015.7.25)

交尾中の♂
トップの写真のアップ。
(2015.7.25)
 
先頭ページへ