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アオバハガタヨトウ
学名:Antivaleria viridimacula

ライトトラップに飛来した本種(2015.10.13 山梨県)
Data
和名 アオバハガタヨトウ
開張 約40mm
分布 北海道,本州,佐渡島,四国,九州
出現期 10〜11月
樹液,腐った果実
 幼虫はブナ科(ウラジロガシ),バラ科(サクラ類,リンゴ)などの葉を食べる。
解説 秋に出現するキリガの一種。
♂の触角は鋸歯状で毛束を持つが、♀では糸状。
地色は焦げ茶色で緑色の斑紋がある。
環状紋,腎状紋共に緑色で、腎状紋の下部は白色で縁取られる。
秋に出現し、越冬しない。
幼虫は緑色のイモムシで側面に淡色の帯があり帯の上面は細く黒い破線で縁どられる。
海外ではサハリン,千島列島,朝鮮半島,ロシア南東部などに分布している。
 
トップの写真は10月13日の夜2時頃、山梨県の標高1,000m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。幼虫は地元の自然公園内のウメのの幹にいた。大きさから終齢幼虫と思われる。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2015.10.13 山梨県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2015.10.13 山梨県)

公衆トイレ内で採取した個体@
(2012.11.23)

公衆トイレ内で採取した個体A
(2012.11.23)

公衆トイレ内で採取した個体B
(2012.11.23)

ウメにいた幼虫@
(2014.4.26)

ウメにいた幼虫A
(2014.4.26)
 
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