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ウスジロトガリバ
学名:Parapsestis albida

ライトトラップに飛来した本種(2017.7.15 静岡県)
Data
和名 ウスジロトガリバ
開張 ♂:35〜38mm
♀:36〜40mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5〜9月
樹液,腐った果実など
 幼虫はブナ科(ブナ)の葉を食べる。
解説 トガリバの一種。
前翅の地色は灰褐色で、暗灰褐色をした2本の太い横帯があるが不明瞭な個体も多い。
日本固有種。
 
国内に生息するParapsestis属は以下の2種。
和名/学名 分布
ウスジロトガリバ
Parapsestis albida
北海道,本州,四国,九州
ギンモントガリバ
Parapsestis argenteopicta argenteopicta
北海道,本州,四国,九州,対馬
 
トップの写真は7月15日の夜、静岡県の標高1,200m付近の林縁で撮影したもの。1か月半程前に同じ場所で撮影しているが今回は個体数が前回より少なめで模様は非常に明瞭だった。前回は模様が不明瞭な個体が多く、その中で比較的明瞭な個体を撮影していたが、今回は明らかに色調からして違いが見られたので出現期によるものかもしれない。撮影地の周りの森林はブナも多く、本種の個体数も多かった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
標高1,200m付近の林縁で撮影。
(2017.7.15 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種A
標高1,200m付近の林縁で撮影。
(2017.6.3 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種B
(2017.6.4 静岡県)
 
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