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ニッコウトガリバ
学名:Epipsestis nikkoensis

ライトトラップに飛来した本種(2015.10.12 山梨県)
Data
和名 ニッコウトガリバ
開張 33〜37mm
分布 本州,四国,九州,対馬,小豆島
出現期 10〜11月
不明
解説 秋に出現するトガリバの一種。
腹部背面に黒褐色の毛束がある。
翅を円筒形に畳むと、頭部前方は淡褐色をしており、まるで折れた枝そっくりである。
触れると飛んで逃げるよりも、脚や触角を畳んで地面に落ちて枝に徹する。
ウスムラサキトガリバ(Epipsestis perornata perornata)と似るが、本種より翅が小さく、斑紋・色彩によって区別できる。
海外ではネパールに分布している。
 
トップの写真は10月12日の夜、山梨県の標高1,000m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
下の写真は11月19日の夜12時に外灯に飛来した本種を採取して撮影したもの。本種に触れるとポロっと落ち、何度かつついたところようやく歩き始めた。
PHOTO

クヌギに止まる本種@
(2008.11.19)

クヌギに止まる本種A
(2008.11.19)

クヌギに止まる本種B
(2008.11.19)

クヌギに止まる本種C
(2008.11.19)

頭部のアップ
(2008.11.19)
 
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