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タケノホソクロバ
学名:Fuscartona martini

タケノホソクロバ(2007.5.27)
Data
和名 タケノホソクロバ
開張 13〜21mm
分布 北海道,本州,小笠原諸島,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島,八重山諸島
出現期 6〜9月
花の蜜
 幼虫はタケ類の葉を食べる。
解説 全身真っ黒なガ。
♂の触角は櫛状だが、♀ではやや太めの糸状になる。翅には黒い葉脈模様がある。
幼虫は淡黄色で黒い紋から長い毛が生えている。有毒で、刺されると激しい痛みと発疹を伴い、危険とされる。
参考文献では学名がArtona funeralisとされていたが、後にタイプ標本がヒメクロバであったことが判明し、本種に新たな学名が付けられたらしい。更にその後Fuscartona属として独立された。
 
国内に生息するFuscartona属は以下の2種。
和名/学名 分布
タケノホソクロバ
Fuscartona martini
北海道,本州,小笠原諸島,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島,八重山諸島
ヒメクロバ
Fuscartona funeralis
国後島,北海道,本州,九州
PHOTO

終齢幼虫@
(2008.8.31)

終齢幼虫A
(2008.8.31)

クマザサ上の3齢幼虫@
(2009.8.12)

クマザサ上の3齢幼虫A
(2009.8.12)
 
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