ホーム > チョウ目 > シャチホコガ科 > ウチキシャチホコ亜科
 
カバイロモクメシャチホコ
学名:Hupodonta corticalis

ライトトラップに飛来した♂(2021.8.5)
Data
和名 カバイロモクメシャチホコ
開張 ♂:53〜59mm
♀:60〜69mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6〜8月
食べない
 幼虫はバラ科(サクラ類,ズミ)の葉を食べる。
解説 木目調の模様をしたシャチホコガ。
地色は淡褐色で、焦げ茶色の斑紋がある。
前翅外縁沿いに黒褐色の帯があり、下部は白色の縁取りがある。
♂の触角は羽毛状、♀では糸状。
海外では朝鮮半島,ロシア南東部,台湾,中国〜インドシナ半島北部に分布している。
 
国内に生息するHupodonta属は以下の2種。
和名/学名 分布
カバイロモクメシャチホコ
Hupodonta corticalis
北海道,本州,四国,九州,対馬
スジモクメシャチホコ
Hupodonta lignea
北海道,本州,四国,九州
 
トップの写真は8月5日の夜、岩手県の標高200m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。近所の森林内でのライトトラップにも1回で4匹も♂が飛来している。いずれも♂なので♀は得られにくいようだ。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2015.6.7)

ライトトラップに飛来した♂A
(2015.6.7)

ライトトラップに飛来した♂B
(2015.6.7)

ライトトラップに飛来した♂C
(2015.6.7)
 
先頭ページへ