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シャチホコガ(本州以南亜種)
学名:Stauropus fagi persimilis

梅の木上の本種(2014.4.26)
Data
和名 シャチホコガ(本州以南亜種)
開張 ♂:51〜63mm
♀:約65mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 4〜5,7〜8月
食べない
 幼虫はカエデ科,ニレ科,カバノキ科,ブナ科,バラ科などの落葉広葉樹の葉を食べる。
解説 幼虫がシャチホコのようなポーズをとることで有名な蛾。
成虫は灰褐色で、後翅が前翅の前にはみ出るようにして止まる。
中齢は胸部にある脚が非常に長く、一見蛾の幼虫とは思えない為、度々話題になる虫である。
北海道産は色彩が明るく白っぽい為、基亜種とされている。
海外ではサハリン,朝鮮半島,ヨーロッパに分布している。
 
トップの写真は4月26日に梅の木の枝に止まっていた本種を撮影したもの。幼虫は8年前に撮影しているが成虫は初めて見た。山梨県の標高1,000m付近の林縁に設置したライトトラップにも飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2016.5.1 山梨県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2016.5.1 山梨県)

梅の木上の本種@
(2014.4.26)

梅の木上の本種A
(2014.4.26)

梅の木上の本種B
(2014.4.26)

梅の木上の本種C
(2014.4.26)

木柵上の終齢幼虫@
(2006.8.5)

木柵上の終齢幼虫A
(2006.8.5)

木柵上の終齢幼虫B
(2006.8.5)

コナラの中齢幼虫@
(2010.8.1)

コナラの中齢幼虫A
(2010.8.5)
 
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