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サザナミスズメ
学名:Dolbina tancrei

川沿いの木に止まっていた個体(2015.9.12)
Data
和名 サザナミスズメ
開張 50〜80mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
樹液
 幼虫はモクセイ科(モクセイ,イボタノキ,トネリコ,ネズミモチ,ヒイラギ)などの葉を食べる。
解説 さざ波模様をした翅を持つスズメガ。
緑色を帯びた褐色で、翅の中央付近に白い紋がある。
本種はヒメサザナミスズメDolbina exacta)に酷似するが、山地性で小型、腹部腹面が全体的に暗く斑紋がないのに対し、本種では平地〜低地に生息し腹部腹面に黒っぽい角紋の列があることで区別できる。
石垣島と西表島にも本種の記録があるが、タイワンサザナミスズメ(Dolbina inexacta)の誤同定の可能性が高いとされている。
海外では朝鮮半島,ロシア南東部,シベリアに分布している。
 
トップの写真は9月12日に近所の川沿いの木に止まっていた本種を撮影したもの。
PHOTO

川沿いの木に止まっていた個体
(2015.9.12)

鱗粉の擦れた個体
(2008.7.29)

イボタノキ上の幼虫@
(2010.7.17)

イボタノキ上の幼虫A
(2010.7.17)
 
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