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エビガラスズメ | |
学名:Agrius convolvuli | |
民家の柵に止まっている♂(2018.9.17) |
Data | |
和名 | エビガラスズメ |
開張 | 80〜105mm |
分布 | 北海道,本州,四国,九州,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島,大東島 |
出現期 | 5〜11月 |
餌 | 樹液など 幼虫はヒルガオ科(サツマイモ,ヒルガオ),ゴマ科(ゴマ),マメ科(フジマメ,アズキ),ナス科(タバコ),シソ科(メボウキ)の葉を食べる。 |
解説 |
スズメガの一種。 前翅は灰褐色で2本の黒色の細い縦筋があり、その周囲は濃色になるが、♀では不明瞭。 腹部体節の両側は上から白色・桃色・黒色でエビを連想させることが和名の由来となっている。 幼虫は色彩に変異があり、緑色型と褐色型がある。尾角は黄褐色で先端付近は黒色。 海外ではアメリカ大陸を除き世界的に分布している。 幼虫の写真は10月13日に中齢幼虫と終齢幼虫を採集した時のもの。中齢幼虫は民家の花壇沿いのブロック上を歩いていたもの。終齢幼虫は茎だけになっていた道路沿いの小さな花壇にいたもの。恐らく食べ尽くしてしまったようだ。その後、幼虫は庭で賄ったハギなどの植物が合わず中齢幼虫は死んでしまったが終齢幼虫はマットに潜って蛹化した。 |