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ヨツメノメイガ
学名:Pleuroptya quadrimaculalis

ライトトラップに飛来した本種(2016.5.14)
Data
和名 ヨツメノメイガ
開張 29〜33mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(大島,式根島,神津島,八丈島),四国,九州,対馬,屋久島
出現期 6〜8月
花の蜜
 幼虫はバラ科(フユイチゴ)の葉を食べる。
解説 ノメイガの一種。
地色は灰暗褐色で、勾玉状の大きな白紋がある。
同属のコヨツメノメイガPleuroptya inferior)に酷似するが、小型で地色がやや明るめ、勾玉状の白紋の凹みが深い傾向にあるのに対し、本種ではやや大型で地色が黒っぽく、勾玉状の白紋の凹みはやや浅い傾向がある点で区別できる。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,ロシア南東部,東南アジア,ネパール,インドに分布している。
 
写真は5月14日の夜、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。開張は29mmはあり、地色も黒っぽいことから本種であると判断した。
 
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