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ワタヘリクロノメイガ
学名:Diaphania indica

外灯に飛来した本種(2010.9.12)
Data
和名 ワタヘリクロノメイガ
 別名:ウリノメイガ,ワタクロヘリノメイガ
開張 約25mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(大島,神津島,三宅島),小笠原諸島(父島,母島),四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,伊江島,宮古島,石垣島,西表島
出現期 6〜10月
不明
 幼虫はワタ,アオイ,ウリ,ヘチマなどの葉。
解説 縁が黒いノメイガ。
前翅はやや透けた白色で、前縁〜後縁にかけて黒褐色で太い帯で縁取られ、この帯模様は後翅や胴体も途切れず描かれている。腹部末端の鱗片は平たく長い。
平地性で灯火にも飛来する。
国内に生息するDiaphania属は本種のみ。
 
写真は9月12日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。発見当初、腹部末端の鱗片は閉じていたが、撮影中開いた。セミのように♂が♀を呼んでいるのか、♀が♂を呼ぶコーリングなのかは不明。
長年多くの種を撮影していても未だにこのような突飛な模様を持つ種が飛んでくるから虫の種類とデザインの豊富さには毎回驚かされている。
PHOTO

ケヤキに止まる本種
(2010.11.13)

自宅の外灯に飛来した個体@
(2010.9.12)

自宅の外灯に飛来した個体A
(2010.9.12)
 
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