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アヤナミノメイガ
学名:Eurrhyparodes accessalis

ライトトラップに飛来した本種(2015.6.7)
Data
和名 アヤナミノメイガ
開張 16〜18mm
分布 北海道(南部),本州,佐渡島,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島,宮古島,石垣島
出現期 7〜10月
花の蜜
 幼虫はヒユ科(ヒナタイノコズチ,ヒカゲイノコズチ)の葉を食べる。
解説 ノメイガの一種。
翅の地色は暗褐色で黄色い斑模様がある。
本種も他のノメイガと同様に下草の葉裏に止まる習性がある。
灯火によく飛来する。
 
国内に生息するEurrhyparodes属は以下の2種。
和名/学名 分布
アヤナミノメイガ
Eurrhyparodes accessalis
北海道(南部),本州,佐渡島,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島,宮古島,石垣島
オオアヤナミノメイガ
Eurrhyparodes tricoloralis
小笠原
 
トップの写真は6月7日の夜2時前、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。時々、自宅の外灯にも飛来している。
幼虫の写真は近所の林道で撮影したもので、ヒカゲイノコズチでの巣作りの様子が面白く撮影したものの正体が分からずにいたが、4年後の7月22日にヒナタイノコズチで再び同じ幼虫を見ることができたので持ち帰ったところ8月5日に本種となって羽化した。羽化した成虫はケースの蓋を開けた途端に飛び去ってしまった。幼虫は器用に食草の葉を綴って半円形に切断し、蛹化・羽化するようだ。
PHOTO

外灯に飛来した個体
(2011.7.12)

外灯に飛来した個体
(2006.9.3)

ヒカゲイノコズチで巣作り中の幼虫@
(2019.8.12)

ヒカゲイノコズチで巣作り中の幼虫A
(2019.8.12)

ヒカゲイノコズチで巣作り中の幼虫B
(2019.8.12)

ヒカゲイノコズチで巣作り中の幼虫C
(2019.8.12)

ヒカゲイノコズチで巣作り中の幼虫D
巣を切り落とすところ。
(2019.8.12)

巣を切断した後のヒカゲイノコズチ
(2019.8.12)

落ちた巣
このまま蛹となる。
(2019.8.12)

ヒカゲイノコズチで巣作り中の幼虫E
(2019.8.12)

ヒナタイノコズチで巣作り中の幼虫@
(2023.7.22)

ヒナタイノコズチで巣作り中の幼虫A
(2023.7.22)

ヒナタイノコズチから落下した巣
(2023.7.22)
 
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