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マダラニジュウシトリバ(旧称:ニジュウシトリバ)
学名:Pterotopteryx spilodesma

外灯に飛来した本種(2012.6.29)
Data
和名 マダラニジュウシトリバ
 別名:ニジュウシトリバ
開張 約13mm
分布 北海道,本州,四国,九州,種子島,屋久島
出現期 6〜8月
花の蜜
 幼虫はスイカズラ科(スイカズラ)の蕾を食べる。
解説 24本の枝分かれした翅脈が美しいニジュウシトリバガ科の一種。
黄褐色で、各翅脈は毛が生えており羽毛状。
平地に生息する。
ニジュウシトリバガ科は「二十四本の鳥の羽が付いている蛾」と言う意味で、海外ではMany-plumed Mothsと呼ばれ、和名とほぼ同様で「たくさんの羽毛の付いた蛾」と言う意味になる。
本種は従来、ニジュウシトリバ(Alucita spilodesma)とされていたが、Pterotopteryx属に分離し和名も改称され、マダラニジュウシトリバ(Pterotopteryx spilodesma)となった。
日本に生息するニジュウシトリバガ科の仲間は1属のみ。
トリバガの名前があるものの、実際にはメイガ科に近いと考えられている。
国内に分布する同属の仲間は他に2種あり、同属のヤマトニジュウシトリバ(Alucita japonica)は、灰褐色で山地性。
同属のアヤニジュウシトリバ(Alucita flavofascia)は本種に比べ明らかに大きい。
海外では台湾,フィリピン,インド北東部(アッサム)に分布している。
 
写真はすべて自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。各翅脈が独立するという奇抜なデザインが素晴らしい。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2012.6.29)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2012.6.29)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2012.6.29)

自宅の外灯に飛来した本種C
(2012.6.30)

自宅の外灯に飛来した本種D
(2015.6.9)

自宅の外灯に飛来した本種E
(2015.6.9)

自宅の外灯に飛来した本種F
(2012.6.30)
 
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