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ウスアカモンナミシャク
学名:Trichopterigia consobrinaria

ライトトラップに飛来した本種(2016.4.10)
Data
和名 ウスアカモンナミシャク
開張 20〜23mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島,御蔵島),四国,九州,対馬,奄美大島,徳之島,沖縄島,西表島
出現期 4〜5月
花の蜜など
 幼虫はブナ科(ナラガシワ)の葉を食べる。
解説 早春に出現するナミシャクの一種。
緑味を帯びた淡い淡褐色に、褐色の帯模様があり、中央付近が赤い個体も見られる。
南西諸島では白っぽい個体が多いとされる。
本種の特徴として、脈8(翅頂付近にある脈)が中室と強く結合するとされる。
海外では中国に分布している。
 
トップの写真は4月10日の夜0時半頃、近所の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。今まで見た中で最も和名らしい個体だった。
下の白っぽい個体は5月13日にエノキに止まっていたもので、別種のように見えるが白っぽい個体変異で赤い鱗片も確認できる。近くにはナラガシワも生えていた。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種
(2010.4.10)

エノキ上の本種@
(2012.5.13)

エノキ上の本種A
(2012.5.13)

エノキ上の本種B
(2012.5.13)
 
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