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ホシスジトガリナミシャク
学名:Carige cruciplaga

♂(2015.6.6)
Data
和名 ホシスジトガリナミシャク
開張 23〜28mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(利島),四国,九州,対馬
出現期 6〜7,9〜10月
花の蜜など
 幼虫はキク科(ヨモギ)の葉を食べる。
解説 黒色で覆われた黄色い筋模様が特徴的なナミシャクの一種。
触角は雌雄共に櫛歯状だが、♀の枝は短い。
地色は暗褐色の鱗粉が散布された淡黄色。
前翅の内横線と外横線は黄色で、周囲は黒褐色で、中央と後縁沿いは黒紋が発達する。
同属のホソバトガリナミシャクCarige scutilimbata)に似るが、前翅外縁沿いは中央を除き、黒紋があるのに対し、本種では外縁沿いに明瞭な黒紋はなく、地色の亜外横線の内側沿いが黒くなる傾向がある点で区別できる。
 
写真は6月6日の夜、近くの森林内の林縁の草本に止まっていた♂を撮影したもの。ほぼ一晩中じっとしていた。
PHOTO

前翅のアップ
外縁沿いが黒色にならない。
(2015.6.6)
 
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