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クロスジアオナミシャク
学名:Chloroclystis v-ata

クワ上の本種(2010.4.18)
Data
和名 クロスジアオナミシャク
開張 11〜15mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(新島,式根島,八丈島),四国,九州,対馬,屋久島
出現期 4〜7月  九州や対馬では7〜9月に出現するが少ない。
不明
 幼虫はタデ科(イタドリ),ブナ科(クリの花穂),シソ科(ムラサキシキブの花),キンポウゲ科(センニチソウ),キク科(ヒヨドリバナ),バラ科(サンザシ,キイチゴ)など。広食性。
解説 淡い緑色をした小型ナミシャク。
黒色の横帯があり、前縁付近は太く明瞭。
以前は日本産亜種(Chloroclystis v-ata lucida)とされていたが、現在では分けられていない。
 
国内に生息するChloroclystis属は以下の2種。
和名/学名 分布
クロスジアオナミシャク
Chloroclystis v-ata
北海道,本州,伊豆諸島(新島,式根島,八丈島),四国,九州,対馬,屋久島
アマミアオナミシャク
Chloroclystis neoconversa
対馬,屋久島,奄美大島,沖縄島
 
トップの写真は4月18日にクワに止まっていた個体を撮影したもの。高い場所に止まっていたので、三脚を最大に伸ばした上で、望遠マクロを使用した。従来紹介していた写真の個体は、鱗粉が擦れていたのか色が白っぽかったが、今回は時期的に新鮮な個体だったようで、緑色がよく出ている綺麗な個体だった。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種
(2012.5.30)

クワ上の本種
(2010.4.18)

スギ上の本種
鱗粉が擦れている個体のようで、模様が不明瞭。
(2008.7.5)
 
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