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アカモンコナミシャク
学名:Palpoctenidia phoenicosoma semilauta

ビーティングで得られた♀(2020.4.16)
Data
和名 アカモンコナミシャク
開張 17〜19mm
分布 北海道,本州,伊豆大島,四国,九州
出現期 4〜8月
花の蜜など
解説 黄褐色の地に赤い紋が美しい小型ナミシャク。
触角は♂は櫛状,♀は糸状。
翅は綺麗な模様があるが、薄く破れやすい。
本州以南では低山地から山地性。
図鑑によると数が少なく、比較的珍しいナミシャクとされているようだ。
国内の本種は日本産亜種で、基亜種は中国,台湾,インド北部に分布している。
国内に生息するPalpoctenidia属は本種のみ。
 
トップの写真は4月16日に近所の林道でスダジイをビーティングして得られた♀を撮影したもの。発生初期のためか今までで一番綺麗な個体だった。
♂の写真は4月25日の夜、自宅に設置したライトに飛来したもの。触角を見ると櫛歯状となっているので♂であることが分かる。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♂@
(2014.4.25)

自宅の外灯に飛来した♂A
(2014.4.25)

ライトトラップに飛来した♀@
標高1,600m付近で撮影。
(2012.7.27 山梨県)

ライトトラップに飛来した♀A
神奈川県南部の標高100m付近で撮影。
(2019.5.18)

自宅の外灯に飛来した♀@
(2009.4.22)

自宅の外灯に飛来した♀A
(2009.4.22)
雌雄判別

♂の頭部
触角が櫛歯状。
(2014.4.25)

♀の頭部
触角が糸状。櫛歯が無い。
(2012.7.27 山梨県)
 
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