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ミノウスバ
学名:Pryeria sinica

♀(2015.10.24)
Data
和名 ミノウスバ
開張 19〜33mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 10〜11月
花の蜜
 幼虫はニシキギ科(マサキ,ニシキギ,マユミ,コマユミ,ツルウメモドキ)の葉を食べる。
解説 透けた翅を持つマダラガ。
体色は黒色で、橙黄色の毛が生えている。
翅は半透明で暗灰色、前翅の基部は淡黄色。
触角は♂は櫛状、♀は糸状。
幼虫は春に見られ、初夏に蛹化し晩秋に羽化する。
 
トップの写真は10月24日、近くの公園の門に止まっていた♀を撮影したもの。ライトトラップの為に駅に急いでいる途中だったが成虫を見るのは初めてだったので急いで撮影した。
幼虫の写真は4月18日にコマユミと思われる植物に多数の幼虫を発見し撮影したもの。コマユミはよく見る植物ではあるが、本種の幼虫を見たのは初めてだった。1本のコマユミにだけに付いているおびただしい数の幼虫を見ると、たくさんある食草に少しずつ産卵すればと思ってしまうが、群れることで外敵を寄せ付けなくする知恵なのかもしれない。
PHOTO

公園の門にいた個体
(2015.10.24)

コマユミ上の幼虫@
(2010.4.18)

コマユミ上の幼虫A
(2010.4.18)

コマユミ上の幼虫B
(2010.4.18)
 
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