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ニカメイガ
学名:Chilo suppressalis

ライトトラップに飛来した本種(2013.5.26 静岡県)
Data
和名 ニカメイガ  別名(幼虫のみ):イネノズイムシ,メイ虫
開張 22〜34mm
分布 北海道,本州,粟島,佐渡島,伊豆諸島(利島,新島,神津島,三宅島),四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島,久米島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 5〜8月
花の蜜
 幼虫はイネ科(トウモロコシ,キビ,ガマ,マコモなど)の茎を食べる。
解説 イネの害虫として知られるツトガの一種。
幼虫はイネ科の茎内に食い入り、食べることから害虫とされている。
イネに付く場合は、1年2化の為、2化メイガと名付けられたようだ。
ただし、マコモに付くものは大阪府では1年3化とされている。
海外では、台湾,朝鮮半島,中国,インド〜マレーシア,スペイン,ハワイ諸島に分布している。
 
成虫の写真は5月26日の夜1時頃、静岡県の標高600m付近の雑木林に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
幼虫の写真は、2月14日にススキの茎を割って出てきたもの。ススキにも来るのかは不明だが、その他のイネ科との記述もある為、本種と同定した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2013.5.26 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2013.5.26 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種B
(2013.5.26 静岡県)

ススキから出てきた幼虫@
(2010.2.14)

ススキから出てきた幼虫A
(2010.2.14)
 
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