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ネズミエグリキバガ
学名:Acria ceramitis

玄関の外灯に飛来した本種(2012.7.30)
Data
和名 ネズミエグリキバガ
 別名:ネズミエグリヒラタマルハキバガ
開張 11.5〜18mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜10月
不明
 幼虫は広食性で、キク科(ダリア),ブナ科(コナラ),スイカズラ科(ガマズミ,ミヤマガマズミ),バラ科(リンゴ,スモモ,ウワミズザクラ,カマツカ),ツツジ科(コゴメツツジ),クスノキ科(クロモジ),カバノキ科(ツノハシバミ,ハシバミ,シラカンバ),ニレ科(ケヤキ,ハルニレ),マメ科(ダイズ),ミズキ科(ミズキ)等の葉を食べる。
解説 平たい翅をしているヒロバキバガの一種。
体色は黄土色から灰褐色。
ハマキガを思わせる体型をしており、前翅前縁中央付近がえぐられたように反る。
前翅には2〜3対の鱗隆起があり、特に下部の1対が明瞭。
近似種にオオエグリキバガ(Acria emarginella)がいるが本種より大きい。
 
トップの写真は7月30日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。静岡県の標高100m程の草原でのライトトラップでも飛来しており、この時の個体は前翅長は7mm、自宅の外灯に飛来したものは測ってはいないが前翅長は8mm程と思われる。「新訂 原色昆虫図鑑V」(北隆館)によれば本種の前翅長は8〜11mmなので、本種と判断した。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種
(2012.7.30)

ライトトラップに飛来した本種@
(2012.8.24 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2012.8.24 静岡県)

庭にいた個体
(2007.10.13)
 
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