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マダラハマキガ亜科 Lopharcha属の一種
学名:Lopharcha sp.

ビーティングで得られた個体(2020.3.1)
Data
和名 マダラハマキガ亜科 Lopharcha属の一種
開張 約12mm
分布 本州
出現期 3月
不明
 幼虫はクスノキ科(シロダモ)が食草と思われる。
解説 マダラハマキガの一種。
スジケマダラハマキLopharcha psathyra)に似るが、隆起鱗束はさほど目立たず、前縁沿いに淡褐色部があるなど模様に特徴がある。
Lopharcha属にはスジケマダラハマキに類似した種が数種類存在するとされ、本種もそのうちの1種と思われる。
本属の特徴として寄主植物はクスノキ科に限定され、本種もシロダモと思われる木からビーティングで得られた。
 
国内に生息するLopharcha属は以下の2種と不明種1種。
和名/学名 分布
スジケマダラハマキ
Lopharcha psathyra
本州,四国,九州
ヤブニッケイマダラハマキ
Lopharcha kinokuniana
本州(和歌山県)
Lopharcha属の一種
Lopharcha sp.
本州
 
写真は3月1日、近所の林道でビーティングで得られた本種を撮影したもの。葉が小さめのシロダモをビーティングした時に落ちてきた個体で頭部から翅頂にかけて6mm程しかない小さな種だった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
(2020.3.1)

ビーティングで得られた個体A
(2020.3.1)

ビーティングで得られた個体B
(2020.3.1)

ビーティングで得られた個体C
(2020.3.1)
 
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