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コウンモンクチバ
学名:Blasticorhinus ussuriensis

外灯に飛来した本種(2012.8.12)
Data
和名 コウンモンクチバ
開張 約40mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 6〜8月
花や果実の汁など
 幼虫は広食性でマメ科(ヌスビトハギ,フジ,ナツフジ,ニセアカシア),ブナ科(クヌギ),タデ科(スイバ)の葉を食べる。
解説 シタバガの一種。
地色は灰黄褐色で、翅脈毎に波打つ外横線が特徴的。
腎状紋は2個の小白点からなり、中室内に1個の黒点がある。
卵で越冬し、幼虫は春に出現する。
幼虫は淡褐色で側面下半分は暗褐色。葉を綴って繭を作る。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
写真は8月12日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。日中によく見かけるので基本的には昼行性だと思う。
幼虫の写真は近所の林道でのビーティングで得られたもの。
PHOTO

イタヤカエデの葉上に止まる本種@
(2015.6.29)

イタヤカエデの葉上に止まる本種A
(2015.6.29)

イタヤカエデの葉上に止まる本種A
(2015.6.29)

ササの茂みで休む本種
(2006.7.22)

ビーティングで得られた幼虫
(2020.5.20)
 
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