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ハガタクチバ
学名:Daddala lucilla

ライトトラップに飛来した♂(2019.7.14 対馬)
Data
和名 ハガタクチバ
 別名:オオシラフクチバ
開張 約42mm
分布 北海道,本州,小笠原諸島,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島,久米島,石垣島,西表島
出現期 3〜10月
樹液や果実
 幼虫はブナ科(マテバシイ,シラカシ)の葉を食べる。
解説 シタバガの一種。
地色は茶褐色で、色彩・斑紋には変異があり、中央付近が白色の横帯がある個体も出現し、別名オオシラフクチバと呼ばれている。
♂の触角は両櫛歯状、♀では糸状。
海外では台湾,中国,ミャンマー,インド,スマトラ島,ジャワ島,スラウェシ島,ボルネオ島に分布している。
国内に生息するDaddala属は本種のみ。
 
トップの写真は7月14日の夜、対馬の雑木林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。自宅に白い横帯のある♀も飛来している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♀
標高1,600m付近で撮影。
(2012.9.16 山梨県)

自宅の外灯に飛来した♀
(2007.6.24)

裏から見た♀
(2007.6.24)
 
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