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アカテンクチバ
学名:Erygia apicalis

ライトトラップに飛来した本種(2018.4.30 新潟県)
Data
和名 アカテンクチバ
開張 35〜45mm
分布 北海道(南部),本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島
出現期 4〜9月
果実
 幼虫はマメ科(クズ,フジ,イルカンダなど)の葉を食べる。
解説 トモエガの一種。
前翅の地色は茶褐色や紫褐色などで濃淡にも個体差があるが、黒褐色の太い帯状の内横線と翅頂付近に半月状の紋は安定している。
春に出現する個体は小さい。
以前はシタバガ亜科に分類されていた。
海外では東南アジアからインドにかけて分布している。
国内に生息するErygia属は本種のみ。
 
トップの写真は4月30日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。斑紋には特徴があるものの色彩は個体差があるようで、今まで撮影してきた個体それぞれで印象が異なっていた。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2018.4.30 新潟県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2018.4.30 新潟県)

ライトの明かりに飛来した本種
(2013.4.30 沖縄県国頭郡)

木柵上の本種@
紫褐色をしていた。
(2009.4.12)

木柵上の本種A
(2009.4.12)

木柵上の本種B
(2009.4.12)

本種のアップ
(2009.4.12)

ウメノキゴケの生えた木に止まる個体
かなり鱗粉が磨り減っているようだ。
(2008.8.20 静岡県)
 
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