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ニセシロフコヤガ
学名:Sugia erastroides

イロハモミジ上の本種(2008.5.17)
Data
和名 ニセシロフコヤガ
開張 22〜28mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜6月,8〜9月
花の蜜
解説 黒地に白斑模様の入ったコヤガ。
前翅は黒と赤の鱗粉が混ざっており、後方は白くなる。
模様はシロフコヤガ(Lithacodia pygarga)にも似るが、本種では白い横線が二重になる。
第1化のものは黒色を帯びるのに対し、第2化のものはやや小型で黒色を帯びず、茶褐色をしており、別の型(f.ochracea)とされている。
普通に見られ、外灯にも飛来する。
 
国内に生息するSugia属は以下の4種。
和名/学名 分布
ウスシロフコヤガ
Sugia stygia
北海道,本州,四国,九州
ニセシロフコヤガ
Sugia erastroides
北海道,本州,四国,九州,対馬
キバネシロフコヤガ
Sugia elaeostygia
本州,九州
ネモンシロフコヤガ
Sugia idiostygia
本州,四国,九州,対馬
 
写真は5月17日にイロハモミジと思われる木に止まっている本種の第1化個体を撮影したもの。
自宅の外灯にもよく飛来している。第1化のものは色が濃くて見ごたえがある。
PHOTO

第1化個体@
樹皮に止まっていると見つけづらい。
(2008.5.17)

第1化個体A
(2008.5.17)

第1化個体B
(2008.5.17)

自宅の外灯に飛来した本種(第1化個体)@
(2012.5.13)

自宅の外灯に飛来した本種(第1化個体)A
トリミングしたもの。
(2012.5.13)

自宅の外灯に飛来した本種(第1化個体)B
(2007.5.19)

第1化個体D
(2007.5.19)

クワ上の本種(第1化個体)
クワの幹に止まっていた個体。第1化の個体群は黒っぽいものが多い。
(2006.5.3)

第2化個体@
(2006.6.8)

第2化個体A
(2006.6.8)

第2化個体B
(2006.6.8)
 
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