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モモイロツマキリコヤガ
学名:Lophoruza pulcherrima

ライトトラップに飛来した本種(2021.8.5 岩手県)
Data
和名 モモイロツマキリコヤガ
開張 24〜27mm
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
花の蜜
 幼虫はシオデ科(サルトリイバラ,シオデ)の葉を食べる。
解説 桃色の斑紋を持つベニコヤガ亜科の美麗種。
地色は灰褐色で、前翅前縁部はピンク色〜オレンジ色。
海外では朝鮮半島,中国,インドに分布している。
 
国内に生息するLophoruza属は以下の2種。
和名/学名 分布
モモイロツマキリコヤガ
Lophoruza pulcherrima
本州,四国,九州,対馬
ウスキツマキリコヤガ
Lophoruza lunifera
九州(佐多岬),屋久島,奄美大島,沖縄島,西表島
 
トップの写真は8月5日の夜、岩手県の標高200m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。以前、一度だけ近所の雑木林でのライトトラップに飛来しているが今回は桃色がより鮮やかな個体だった。
幼虫の写真は6月24日に林道で食草のサルトリイバラにいた幼虫を見つけたもの。幼虫も成虫に負けず劣らず変わった容姿をしていた。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2021.8.5 岩手県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2021.8.4 岩手県)

ライトトラップに飛来した本種B
(2013.5.31)

ライトトラップに飛来した本種C
(2013.5.31)

サルトリイバラ上の幼虫@
(2023.6.24)

サルトリイバラ上の幼虫A
(2023.6.24)

サルトリイバラ上の幼虫B
(2023.6.24)

サルトリイバラ上の幼虫C
(2023.6.24)

サルトリイバラ上の幼虫D
(2023.6.24)
 
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