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フサヒゲオビキリガ
学名:Agrochola evelina

糖蜜トラップに飛来した♂(2015.11.28)
Data
和名 フサヒゲオビキリガ
開張 27〜33mm
分布 北海道,本州,佐渡島,四国,九州
出現期 1〜3,11〜12月
 成虫で越冬する。
樹液,花の蜜,腐った果実
 幼虫はブナ科(カシワ,クヌギ),バラ科(サクラ類)の葉を食べる。
解説 茶褐色をしたキリガの一種。
♂の触角は毛束状、♀では糸状。
環状紋と腎状紋は淡褐色で縁取られ、翅脈も淡褐色。
前翅外縁沿いにある亜外横線は黒色で点線状。
「負の走光性」のようで灯火に飛来しない。
海外では朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。
 
トップの写真は11月28日の夜、近所の疎林内のクスノキに設置した糖蜜トラップに飛来した♂を撮影したもの。♀も飛来した。
以前の2月11日の夜、近くの林で糖蜜採集をしたところ、糖蜜の匂いに惹かれて本種が飛んで来た。他にもキリガ類はよく集まったが、光に敏感で撮影は難しかった為、採集してから撮影した。
PHOTO

糖蜜採集で得られた♂@
(2012.2.11)

糖蜜採集で得られた♂A
(2012.2.11)

糖蜜採集で得られた♂B
(2012.2.11)

糖蜜トラップに飛来した♂@
(2012.2.12)

糖蜜トラップに飛来した♂A
(2015.11.28)

糖蜜トラップに来た♀
(2015.11.28)
 
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