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リュウキュウキノカワガ
学名:Risoba prominens

ライトトラップに飛来した本種(2018.10.30 西表島)
Data
和名 リュウキュウキノカワガ
開張 31〜34mm
分布 本州,四国,九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,西表島
出現期 6〜10月
不明
 幼虫はヤマモモ科(ヤマモモ)の葉を食べる。
解説 キノカワガの一種。
前翅は緑色を帯びた褐色と淡色の模様があり、基部から胸背、頭部にかけて黄白色で上から見ると大きな白色の楕円に見える。
後翅は内側が白色で外側は黒褐色。
雌雄で触角の長さが異なり、♂の触角は体長ほどもあるのに対し、♀では体長の2/3程。
海外では東南アジアからインドまで分布している。
 
国内に生息するLobesia属は以下の2種と遇産種1種。
和名/学名 分布
リュウキュウキノカワガ
Risoba prominens
本州,四国,九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,西表島
シロスジミドリキノカワガ
Risoba obscurivialis
九州(鹿児島県)
ミナミキノカワガ
Risoba basalis
西表島(遇産のみ)
 
写真は10月30日の夜0時頃、西表島の標高25m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。胸部背面もすべて白色でだいぶ印象が異なっていた。その後、自宅の外灯にも飛来している。どちらも触角の長さから♀のようだ。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2018.10.29 西表島)

ライトトラップに飛来した本種A
(2018.10.30 西表島)

ライトトラップに飛来した本種B
(2018.10.30 西表島)

ライトトラップに飛来した本種C
(2018.10.29 西表島)

自宅の外灯飛来した本種@
(2021.9.19)

自宅の外灯飛来した本種A
(2021.9.19)

自宅の外灯飛来した本種B
(2021.9.19)
 
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