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キクビゴマケンモン
学名:Moma kolthoffi

ライトトラップに飛来した本種(2017.8.12 新潟県)
Data
和名 キクビゴマケンモン
開張 34〜36mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 6〜7月
花の蜜など
 幼虫はカバノキ科(クマシデ,サワシバ)の葉を食べる。
解説 ケンモンヤガの一種。
前翅は緑白色と黒色の斑紋がある。
同属のゴマケンモンに似るが、本種は前翅の外横線下部が広く金色がかった茶色をしていることで区別できる。
海外では朝鮮半島とロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するMoma属は以下の3種。
和名/学名 分布
ゴマケンモン
Moma alpium
北海道,本州,四国,九州
キクビゴマケンモン
Moma kolthoffi
北海道,本州,四国,九州
ツシマゴマケンモン
Moma tsushimana
対馬
 
トップの写真は8月12日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
下の写真は7月26日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。この配色はウメノキゴケ等の地衣類を意識したものだろう。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2012.7.26 山梨県)
 
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