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カノコガ
学名:Amata fortunei fortunei

花に来た本種(2021.6.18)
Data
和名 カノコガ
開張 30〜37mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6,8〜9月
花の蜜
 幼虫はツメクサ,スギナ,スイバ,ギシギシ,タンポポなどの葉を食べる。
解説 黒地に白い紋で、鹿の子模様があるスマートで可憐な蛾。
腹部背面は青藍色の光沢のある黒色で、黄色い横帯がある。
蛾の仲間では珍しい昼行性で早朝によく飛ぶ。
海外では台湾,朝鮮半島,中国に分布し、台湾産は別亜種とされる。
 
国内に生息するAmata属は以下の3種。
和名/学名 分布
カノコガ
Amata fortunei fortunei
北海道,本州,四国,九州,対馬
ツマキカノコ
Amata flava aritai
トカラ列島(中之島),与那国島
キハダカノコ
Amata germana germana
本州,四国,九州,対馬,西表島?
 
トップの写真は6月18日に上流沿いの河川敷の花を吸蜜している本種を撮影したもの。複数見られ、太った個体は♀と思われる。
PHOTO

花を吸蜜する♀@
(2021.6.18)

花を吸蜜する♀A
(2021.6.18)

花を吸蜜する♀B
(2021.6.18)

花を吸蜜する本種
(2021.6.18)

アシの葉の裏にいた♂@
(2007.6.16)

アシの葉の裏にいた♂A
(2007.6.16)

交尾@
上が♀、下が♂
(2010.8.27 静岡県)

交尾A
(2010.8.27 静岡県)

♂@
水辺の多い草むらの茂みの葉裏にいた本種を採集したもの。
(2006.8.18)

♂A
(2006.8.18)

♂B
(2006.8.18)

♂C
(2006.8.18)

♂D
(2006.8.18)
 
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